エクイニクスは、インドネシアのデジタル機会に貢献するため、PT Astra International Tbk(以下、アストラ)との合弁事業を通じて、ジャカルタにおいて初のInternational Business Exchange(IBX)データセンター「JK1」を開設した。
JK1はジャカルタの中心業務地区(CBD)に位置し、50以上のグローバルおよびローカルのネットワークサービスプロバイダやインターネットエクスチェンジへのアクセスを提供。インドネシアで事業を拡大する企業をサポートするエコシステムを形成するという。主な特徴は以下のとおり。
- 8階建ての施設で、第1フェーズでは550キャビネットを提供し、全面稼働時には合計1,600キャビネット、5300平方メートルのコロケーションスペースを提供予定。Equinix FabricやEquinix Internet Accessなどのインターコネクションサービスを提供する
- 設計にサステナビリティ環境を取り入れており、クーリングアレイや液体冷却技術などのテクノロジーを活用。AIなどのコンピューターワークロードの効率的な熱管理を実現する
- 全負荷時に平均電力使用効率(PUE)1.41を達成するように設計されている。この施設は、米国暖房冷凍空調学会(ASHRAE)のA1A基準の国際的に認められた範囲内で運用される
- 再生可能エネルギー証書(REC)の購入を通じて、100%再生可能エネルギーで運用される
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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