カシオ計算機は、G-SHOCKの新製品を発表した。生成AIによる荷重シミュレーションを活用し、人とAIの共創によって開発したという。
同社の市販モデルとしては、初めて開発工程に生成AI技術を導入。従来の開発手法では実現困難だった「複雑かつ斬新な構造に挑戦したい」というデザイナーの想いのもと、可能性を広げるための新たなツールとして生成AIを活用したとのことだ。
具体的には、人間が作成したデザイン案に対し、G-SHOCKの耐衝撃構造に関するデータを読み込ませたAIが荷重シミュレーションを実行。構造強度・素材特性・加工性などを考慮した最適な構造を提案するとのことだ。より高い耐衝撃性能を実現しているという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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