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SCSK、クラウドネイティブなデータ統合をオファリング型で提供するサービスを開始

 SCSKは、クラウドネイティブなデータ統合オファリング「NebulaShift di(ネビュラシフト ディーアイ)」を6月19日より提供開始した。

 NebulaShift diは、クラウドの特徴である柔軟で拡張しやすい構造を活かしたデータ統合基盤を、顧客の環境や課題にあわせてオファリング型で提供するサービス。データ連携・収集、加工・蓄積、可視化・分析といったデータ活用に必要な機能を包括的に提供し、データサイロの解消、迅速なデータ活用、データに基づく意思決定の促進を実現するという。

 さらに、NebulaShift diは、SCSKのクラウドネイティブ・オファリング「NebulaShift」やAI基盤サービス「NebulaShift ai」におけるデータ連携やデータ統合基盤の役割も担うことで、各サービスにおけるアプリケーション間連携の簡素化やより多様なデータのAI連携を可能にするとのことだ。

「NebulaShift di」構成図[画像クリックで拡大]

「NebulaShift di」構成図

[画像クリックで拡大]

「NebulaShift」各シリーズの役割[画像クリックで拡大]

「NebulaShift」各シリーズの役割

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「NebulaShift di」オファリング型メニュー[画像クリックで拡大]

「NebulaShift di」オファリング型メニュー

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 具体的には、以下3つの要素をオファリング型メニューとして提供するという。

データ連携・収集

 オンプレミス環境を前提とした従来のアプリケーションに加え、マイクロサービスなど、コンテナ技術を活用したクラウドネイティブアプリケーションへ対応したデータ連携基盤を提供。API管理やデータ変換、イベント駆動型データ連携の機能を包括的に提供することで、連携基盤のモダナイズや、データのリアルタイム連携を実現するという。

 また、データ収集方法としては、インテリジェントコンテンツ管理プラットフォーム「Box」をはじめとしたSaaS連携、メッセージング基盤を介したリアルタイム収集など多様な接続方式が選択できるとしている。

メニュー例
  • メッセージング基盤導入サービス

データ蓄積・加工

 顧客の求めるデータ活用の将来像に合わせて、データウェアハウスやデータレイク、データ仮想化など最適な方式を提案。クラウドの柔軟性を活用することで、事業の成長に合わせたスケーラビリティを発揮するという。リアルタイム性の高いデータ連携とETL(抽出・変換・ロード)処理を組み合わせることで、事業スピードに応じたデータ活用を可能にするとのことだ。

メニュー例
  • データ仮想化導入サービス
  • データ統合基盤導入サービス

データ分析・活用

 生成AIやAIエージェントをはじめとし、機械学習モデルの実装、ビジネスインテリジェンス(BI)によるデータ可視化、データ分析の効率化やデータ品質の担保、プロセスマイニングによる業務プロセス分析など、顧客の活用テーマや業務課題に応じて最適なメニューを提供。データサイエンティストやコンサルタントによる伴走型支援と各種システム基盤をワンストップで提供するという。

メニュー例
  • AI 基盤構築・活用支援サービス
  • BI 導入・可視化分析サービス
  • 業務プロセス分析・改善支援サービス

 同社は2028年度末までに、NebulaShift di関連事業において売り上げ50億円を目指すと述べている。

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