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Red Hatが新製品を発表 デベロッパーが所属部門・担当を問わずRHELへ簡単にアクセス可能に

 Red Hat(レッドハット)は、新製品「Red Hat Enterprise Linux for Business Developers」を発表した。ビジネスに特化した開発およびテストシナリオにおいて、エンタープライズ向けLinuxプラットフォームに簡単にアクセスできるようにすることを目的にしているという。Red Hat Developer Programを通じて提供されるとのことだ。

 ビジネス開発チームは、ハイブリッドクラウド全体にわたる現場システムを支えるプラットフォーム上で、アプリケーションの構築、テスト、反復開発を迅速に行うことが可能になるとしている。追加コストはかからないとのこと。

 同製品は、開発者が自社内で利用できるエンタープライズ対応のRed Hat Enterprise Linuxコンテンツの一式に、セルフサービスかつ無償でアクセスできる機能を提供するという。これにより、ハイブリッドクラウド内のどこにアプリケーションが配置されるかにかかわらず、開発チームと運用チーム全体の一貫性と信頼性が向上するとしている。

 同製品のユーザーは、様々なオプションのRed Hat Developer Support サブスクリプションを購入できるという。たとえば、事業部門など従来のIT部門以外で働く開発者も、Red Hat Enterprise Linuxにより簡単にアクセスできるようになったとのことだ。これにより、開発者は本番環境で承認された同じプラットフォーム上で開発やテストを行うことができ、アプリケーションを本番環境へ移行する際の手間が減り、チーム間の摩擦も軽減されるという。

 今回の新しいサービスは、既存の開発者向けサービスを補完するものであり、個人での利用が目的とのこと。また、すべてのRed Hat製品を含む無償のRed Hat Developer Subscription for Individualsを対象としているという。

 加えて、大規模な企業向けとしてRed Hat Enterprise Linux Developer Subscription for Teamsを、Red Hatのアカウント担当者またはパートナーを通じて提供しているとのことだ。このサブスクリプションには、エンタープライズ対応のRed Hat Enterprise Linuxコンテンツ一式が含まれるとしている。

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