三菱UFJ銀行、GMOインターネットグループ、GMOサイバーセキュリティ by イエラエは12月2日、サイバーセキュリティ分野のサービス提供を目的とした合弁契約を締結したと発表した。新会社は「MUFG GMOセキュリティ」として、2026年1月に設立・サービス提供開始を予定している。
三菱UFJ銀行は中期経営計画で「社会課題の解決」を掲げ、企業の経営課題へ対応するソリューションの拡充を目指している。一方、GMOインターネットグループは約120社からなるグループ体制と、SSL・暗号・ブランドセキュリティなど幅広いセキュリティ事業を展開。グループのGMOサイバーセキュリティ by イエラエは、サイバー分野での専門性を強みとしている。
MUFG GMOセキュリティは、三菱UFJ銀行（出資比率50.1％）、GMOサイバーセキュリティ by イエラエ（40.0％）、GMOインターネットグループ（9.9％）の出資で設立される予定だ。事業内容は、大企業や中堅企業向けコンサルティング、診断、教育などのサイバーセキュリティソリューションのほか、中小企業向けの簡易診断サービスなどを提供するという。
合弁会社の設立により、金融・ITそれぞれの強みを生かした体制を構築し、日本企業の多様なセキュリティニーズに対応する方針である。
【関連記事】
・三菱ＨＣキャピタル、ハイレゾとAI開発用GPUデータセンター活用した顧客支援事業に進出
・三菱地所、「Pendo」導入でBoxの社内利活用拡張とユーザー体験改善を推進
・三菱UFJ信託銀行、「Blue Prism」活用で業務自動化を促進 東京システムハウスが開発支援
この記事は参考になりましたか？
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部（エンタープライズジン ヘンシュウブ）
「EnterpriseZine」（エンタープライズジン）は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか？
この記事をシェア
