エクサウィザーズは、ITサービス導入時のセキュリティチェックを支援する「exaBase コーポITエージェント」を、2026年春からトライアル提供すると発表した。
同サービスは、IT/AIサービスを導入する際、AIエージェントが利用規約や関連文書を解析し、企業独自のチェック基準に沿ってセキュリティチェックシートへの回答案を自動生成するという。情報システム部門の負担を軽減することで、日本企業における迅速かつ安全なIT/AIサービスの導入に貢献すると述べている。
1. 企業独自のチェック基準に対応
企業ごとに異なるセキュリティチェックシートやフォーマットをそのまま登録可能。企業のチェック基準に沿ってAIエージェントが回答のドラフトを自動生成するため、既存の審査フローを崩さずに導入可能だという。
2. 回答の根拠を明示し、正確性を担保
AIによる回答には、その根拠となる条文を必ずセットで表示するという。提示される文章が実際の規約文書内に存在することを確認できる仕組みで、チェック担当者は情報の正確性を即座に確認できるとのことだ。
3. 数百ページに及ぶ文書精査の時間を短縮
IT/AIサービスの利用規約やプライバシーポリシーなどは、時には数百ページにおよぶ膨大な量となり、担当者のチェック負荷は甚大だ。AIエージェントが必要箇所を迅速に特定・抽出することで、チェックにかかる時間を短縮するという。
4. 導入後の定期的な再評価をサポート
利用規約やプライバシーポリシーの改定、認証の更新など、定期的に確認・再評価する運用をサポートするとのことだ。一度審査して終わりではなく、常に最新のリスク状態を把握できるとしている。
今後の展開
2026年春からトライアル提供を開始予定だという。今後は、同サービスによるチェック業務の効率化を入り口として、多様なIT/AIツールを統合的に活用できる環境構築の支援など、さらなる付加価値を提供していくと述べている。
同サービスを起点に、単一の業務課題の解決を超え、組織全体のオペレーションをより高度なものへと進化させていくという。その一環として、同サービスの提供に加え、以下の支援も並行して行うとしている。
- AI導入の前提となる、データ管理の仕組み(ガバナンス)や利用ルール(ポリシー)の策定支援
- 安全なAI基盤のシステム設計
- 企業の安全なAI活用と適切なリスク管理体制づくり
- セキュリティチェック結果を実際の運用につなげる仕組みづくり
- 技術標準や環境の変化に合わせた柔軟なサポート
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