SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

Data Tech 2022

2022年12月8日(木)10:00~15:50

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

Events & Seminars

最新版「XenServer 5.6」で中小企業層のシェア拡大を狙うシトリックス


シトリックス・システムズ・ジャパンは、サーバー仮想化ソフトウェアの最新版「XenServer 5.6」を発表。中小企業向けの「Advanced」エディションを追加し、シェア拡大を狙う。

 シトリックス・システムズ・ジャパンは6月15日、サーバー仮想化ソフトウェアの最新版「Citrix XenServer 5.6」の製品発表会を開催した。

マーケティング本部 リードプロダクトマーケティングマネージャー 北瀬 公彦氏
マーケティング本部 リードプロダクトマーケティングマネージャー 北瀬 公彦氏

 これまで、無償版「XenServer」と有償版「Essentials for XenServer」という2つのブランドでサーバー仮想化製品を提供してきたシトリックスだが、今回のバージョン5.6でEssentialsという名前は消滅することになった。新たなXenServerパッケージは「Free」「Advanced」「Enterprise」「Platinum」の4種類のエディションで構成されることになる。

XenServer 5.6のエディション一覧
XenServer 5.6のエディション一覧

 今回、新たに追加されるAdvancedは、技術的な成熟や価格の低廉化を受けて仮想化の導入が進むと予想される中小企業層を獲得するための施策。「これまでの無償版とEnterpriseエディションの間にあった隙間を埋め、弊社のサーバー仮想化の中核を担っていくもの」(マーケティング本部 プロダクト・マネージメント&マーケティング ディレクターの足立 修氏)になるという。

 機能面でもさまざまな変更を実施した。今バージョンからベースとなるソフトウェアに「Xen 3.4」を採用。ホスト1台あたりの構成上限をメモリ(128GB→256GB)、論理プロセッサ数(32コア→64コア)、NIC(6枚→16枚)ともに拡張したほか、Windows 7やWindows Server 2008 R2など最新バージョンをゲストOSとしてサポートした。

 機能面でも多くの新規追加や拡張を行っている。主な新機能は次の通り。

  • 動的メモリ制御
  •  あらかじめ設定した範囲内で仮想マシンに割り当てるメモリ量を動的に制御する機能。新たに仮想マシンを起動させる際などに、すでに稼働している仮想マシンからメモリを割り当てられるようになるため、1ホストあたりに稼働する仮想マシンの数を増やすことが可能となる。

    動的メモリ制御の管理画面
    動的メモリ制御の管理画面
  • ロールベース管理機能
  •  XenServerや仮想マシンなど各種リソースに対する操作権限をユーザーごとに設定する機能。リソースプールに対する全ての権限をもつ「Pool Admin」権限から、仮想マシンを操作する「VM Operator」、参照のみ許可する「Read-Only」など6種類のロールが用意されている。Active Directoryとも連携できる。

  • ライブメモリスナップショットとロールバック
  •  稼動中の仮想マシンのスナップショットを取得する機能。従来のスナップショット機能は、仮想マシンが停止している場合に限られていた。取得したスナップショットは管理画面上に系統樹のような形で表示され、クリックひとつで当時の状況にロールバックすることができる。

    ライブメモリスナップショットの管理画面
    ライブメモリスナップショットの管理画面
  • ダイナミックワークロードバランシンシング
  •  あらかじめ設定したポリシーの下でリソースの使用状況を判断し、仮想マシンを稼働させるホスト(XenServer)を自動的に変更する機能。ポリシーは、仮想マシンのパフォーマンスを最大化する「パフォーマンスモード」と、仮想マシンを可能な限り少数のホストに集める「集約モード」の2種類がある。例えば、夜間は仮想マシンを集約して省エネを図り、業務時間中は最大限のパフォーマンスを発揮させるといった運用を想定している。

  • ストレージ管理StorageLink
  •  ストレージが持つ機構を使って仮想マシンをプロビジョニングする機能。

  • セルフポータル
  •  仮想マシンのユーザー向けダッシュボード機能。該当ユーザーが使用可能な仮想環境を表示したり、新たな環境の作成をサポートする。

マーケティング本部 プロダクト・マネージメント&マーケティング ディレクター 足立 修氏
マーケティング本部 プロダクト・マネージメント&マーケティング ディレクター 足立 修氏

 多くの変更を実施した今回のバージョンアップについて「機能面ではもちろんのこと、ライセンスなどの周辺部分でもさまざまな施策を打つことによって、競合他社との遅れを解消し、シェアを奪回していきたい」と足立氏は意気込みを語った。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
Events & Seminars連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/2390 2010/06/16 10:42

Job Board

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2022年12月8日(木)10:00~15:50

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング