NECは、ハイブリッドクラウド・バイ・デザインの考え方に基づいた、新たなクラウドプラットフォームソリューションの提供開始を発表した。
同ソリューションは、オンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドといった複数の環境をシームレスにつなぎ、AIが運用状況や利用データをもとに自律的に管理・最適化を行う、NECの次世代ITインフラ「インテリジェントハイブリッドクラウド構想」の実現に貢献するものだという。
ハイブリッドクラウド・バイ・デザインは、マルチクラウド環境の利用を前提に、業務要件、セキュリティ・ガバナンス、将来的な拡張性までを考慮し、最適なクラウド構成や利用ポリシーをあらかじめ設計する考え方である。標準化・型化されたサービスおよびアーキテクチャの採用により、設計・構築の効率化と品質の安定化を図るとのことだ。
同ソリューションは、既存システムのモダナイゼーションを通じて、クラウド環境の高度化・品質向上を支援する新たなクラウドプラットフォームとして展開するという。AIによる業務改革を支える基盤実装や、専有環境と組み合わせた最適配置を図るモデルから順次拡充していくと述べている。

また、NECの次世代ITインフラ「インテリジェントハイブリッドクラウド」は、複数のクラウド環境に分散した運用データや利用状況、各所に保存されたデータを仮想的に統合し、AIが必要なデータを横断的に取得・分析できる環境の実現を目指す構想だという。障害の予兆検知、パフォーマンスやキャパシティの最適化などを自律的に実行し、環境変化に応じて設定や構成を自動調整することで、ITインフラ全体を最適な状態にするとしている。これにより、従来は人手に依存してきた運用業務を省力化し、AIによる高度な自動運用の実現を図るとのことだ。

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