米国時間2026年6月1日、Zoom Communications(以下、Zoom)は、新サービス「AI Productivity Suite」の提供を開始したと発表。同サービスは既に日本でも利用可能で、Zoom Canvas(旧:Zoom Docs)、Zoom Slides、Zoom Sheets、Zoom Paperが含まれており、いずれもZoom AIを基盤として構築されているとのことだ。
同サービスは、ミーティングから生まれる業務をチームが完了できるよう支援。ミーティング、通話、チャットでの議論、決定事項、共有内容を理解し、提案書やレポート、スプレッドシート、プレゼン資料など、元の会話に紐づいた成果物の作成を支援するという。機能の詳細は以下のとおり。
- Zoom Canvas:会話と業務実行をつなぐワークスペース。ミーティングで得られたインサイトを、ドキュメント、プロジェクト トラッカー、Wiki、共同作業用ワークスペースに変換する
- Zoom Slides:ミーティング内容やプロンプトから直接プレゼンテーションを生成。これにより、チームは白紙のスライドから作り始めることなく、視覚的にアイデアを共有・共同作業できる
- Zoom Sheets:ミーティングデータや自然言語プロンプトをもとに、スプレッドシートや分析レポートを作成。手作業で設定することなく、生データをインサイトに変換する
- Zoom Paper:AI による下書き作成、編集、フォーマット支援を通じて、ドキュメントの作成・改善を行う。これにより、チームはより短時間でプロフェッショナルなレポートを作成できる
また、以下のような特徴・メリットもあるとのことだ。
- ミーティング、通話、チャットで話し合われた内容を理解し、コンテキストに応じた正確で関連性の高いアウトプットを生成できる
- 成果物を元となる会話に紐づけて作成できるため、チームはその作業がどこから生まれたのか、意思決定の背景を確認できる
- 意思決定の変化に応じて、AIが計画やドキュメントをリアルタイムで自動更新するため、手動での同期は不要
- ツールを切り替えたり集中力を切らしたりすることなく、Zoom内で作成、編集、共同作業を行える。また、Microsoft Office、Google Workspace、PDF形式にエクスポートできるため、既存のワークフローにも統合できる
- Zoom Paper、Zoom Slides、Zoom Sheetsは、それぞれ .docx、.pptx、.xlsxに対応しており、使い慣れた形式で作業できる
多くのAIツールが会議や打ち合わせ内容の要約作成にとどまる中、AI Productivity Suiteはその要約を完成した成果物へとつなげられるよう支援。実際の会話に基づき、AIを活用することでゼロから作り始める手間やコンテキストの切り替えを減らし、あらゆる成果物をその背景にある意思決定と結びつけるとしている。
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