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今さら聞けないデスクトップ仮想化入門

デスクトップ仮想化とサーバー仮想化はどう違うの?(後編)

後編


 ここ最近、よく聞かれるようになってきた「デスクトップ仮想化」。ところで、これらの技術はサーバー仮想化と何が異なるのでしょうか。まだまだ、ぼんやりとした印象をお持ちの方も少なくないはず。ということで、今回は、デスクトップ仮想化のソリューションに長く取り組んでいる京セラコミュニケーションシステム株式会社 プラットフォーム事業本部 鈴木拓嗣氏を先生役に迎え、ごく基本的な事柄から伺いました(前編はこちら)。

気になる導入・運用コストは?

生徒

デスクトップ仮想化の仕組みはひととおりわかったような気がします。ここからは、テクノロジーのメリットやデメリットなんかを聞いていきたいと思います。まず、デスクトップ仮想化の導入を検討している企業にとって、導入コストや運用コストは最も気になる点だと思います。コスト面ではどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

先生

VDIの環境を構築するには、新たにサーバーを導入する必要があるので、導入コストは当然ある程度掛かります。しかし一度導入してしまえば、デスクトップの性能はサーバーで担保することになるので、従来のようにOSに合わせてクライアントデバイスを入れ替える必要はなくなります。

また、物理的な制約に縛られず、CPUやメモリを無駄なく使うことができるため、企業全体で調達すべきハードウェアのリソースを圧縮できます。長期的に見るとコスト削減メリットがあるといえるでしょう。

生徒

そうか。特にクライアントデバイス側のコストは下がりますね。デスクトップ環境がサーバー上で動くので、利用者が手元で使うクライアントデバイスは基本的に何でも構わないということになります。

クライアントデバイスの性能は要求されない
クライアントデバイスの性能は要求されない
先生

基本的にその通りです。WindowsであろうがLINUXであろうがUNIXであろうが、仮想デスクトップにアクセスするためのクライアントソフトウェアさえインストールしておけば、どんなPCでも利用できます。もちろん、セキュリティを意識して、シンクライアントデバイスを利用することもできます。

生徒

専用のクライアントデバイスを用意しなくて良いというのは魅力的ですね。極端な話、社員がそれぞれ家から自分のパソコンを持ってきても構わないということですよね。

先生

ただし、PCにインストールすべきクライアントソフトウェアはOSごとに用意されており、それぞれサポートされる機能や利用できる周辺機器が異なるので注意が必要です。例えば、スキャナやWebカメラなどのUSBデバイスのサポートに関してはOSごとに差があります。もし、多くの周辺機器を利用する必要がある場合は、サポートされる機能が一番充実しているWindowsのPCを利用することをお勧めします。

 

 

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この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

鈴木 拓嗣(スズキ タクジ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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