「WebSAM Invariant Analyzer」は、通常時に学習・モデル化したシステムの「性能情報間に存在する不変関係」の変化からサイレント障害(エラーメッセージとして現れない性能劣化)を自動的に検知し、原因の特定を行うソフトウェア。この製品の導入により、障害発見や原因特定にかけていた多くの時間とコストを削減することが可能だという。
この製品は、住商情報システムにおいて、住友商事における数百台規模のサーバ・ネットワーク機器の性能情報の収集・分析に利用される。NECでは、住商情報システムの協力のもとに、導入に先駆けた評価テストを実施しており、障害の原因特定までにかかる時間を削減できることを確認したとしている。同製品を使ったシステムの稼働は、12月末を予定しているという。
■WebSAM Invariant Analyzerの詳細
http://www.nec.co.jp/WebSAM/Invariant_Analyzer/