「StorMagic SvSAN v.4.4」は、SVA(Storage Virtual Appliance、仮想ストレージアプライアンス)として、VMware社のテストスペックに基づいて技術認定されている。
「StorMagic SvSAN」は、VMware vSphereサーバ上のローカルディスクの空き領域を、iSCSIの共有ストレージ領域として利用することを可能にするバーチャルアプライアンス。導入しやすく、高価で複雑な外付けのSAN/NASストレージを導入することなく、共有データストアを安価に構築できるとしている。
また、データ領域の管理はvCenterのプラグインモジュールとして同一管理コンソールから使いやすいインタフェースで行えるため、ストレージの専門知識を持つ管理者が不在でも運用可能だという。
さらに、2台のサーバ上に作成したデータストアを同期し、筐体間でミラーリングを構成することにより、共有ストレージが必須となるVMware HAやVMware vMotionなども利用できる。VMware vSphere 4.1からは、エントリライセンスにおいてもこれらの高度な機能が標準搭載されることから、ネットワールドでは、「StorMagic SvSAN」とVMware vSphereを組み合わせた、低価格でSPOF(Single Point of Failure)のない高可用性を備えた仮想環境を中小規模企業に拡販していくとしている。