エバンジェリストのたこ足配線事情
さて、エバンジェリストのIT環境においても口数はとても大切である。
新しいガジェット、たとえば、新しいXbox360 Kinectを購入したとしよう。この場合、KinectはXbox360に接続すると同時に、電源も供給しなければならない、新しいガジェットには必ず、電源コンセントの口数の追加が必要となるのである。
電源コンセントの口数が足りない場合は分配ケーブル配線、いわゆる「たこ足配線」を利用することになる。この「たこ足配線」が乱雑になってくると、「たこ足配線」に「たこ足配線」が重なることになり非常に煩わしいことになる。「たこ」どころではない、新しい海洋生物が誕生してもおかしくないくらいである。
先日などは、これに外部ハード接続ディスクも追加することになった。こちらはUSB接続のために、USBポートが必要である。従来までは、USBの「たこ足配線」を行っていた。つまり、USBハブが3つ連なっている構成になっていたのである。ややこしい。間違って接続した結果、USBハブのUSBを自分のUSBポートから引っ張ってくるというケースも起きてもおかしくないくらいである。
いずれにしろ、USBポートがたくさん必要だということだ。しかも、USBケーブルなんてのはだいたい白色か黒色である。大きさも形状も同じである。どのUSBがどの機器なのか判断ができないくらい集まっている。ちょうど、どのAKB48メンバーが誰なのかを判断できないのと同じである。
考えあぐねた結果、吾輩は、そのUSBハブを購入し直すことにした。3台のUSBハブを1台にとりまとめる方法を悩んでいたところ、素晴らしい機器を発見したのである。

実にエバンジェリスト魂をくすぐるネーミングである。「USB接続名人」とかならなんとなくわかるところを、あえて「Hub名人」としたところが素晴らしい。Amazonや楽天で検索しても10ポートが限界だった、USBハブ機器の常識を覆す16ポート構成。しかも、100Vの電源直結(つまりACアダプタがない)。このスゴイUSBハブはエバンジェリスト魂からして買わない選択はない。
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西脇 資哲(ニシワキ モトアキ)
マイクロソフト株式会社 テクニカル・ソリューション・エバンジェリスト。 IT業界屈指のカリスマプレゼンター/デモンストレーター。日本オラクルで10年以上製品のマーケティングを担当。基本的にインターネット関連製品に軸足を置いている。パッケージソフトウェア開発経験、ISP起業経験あり。特技は弁当解説。趣味はカレー。日々のつぶやきはこちら https://twitter.com/waki
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