新バージョンがリリースされた2製品は、システム環境にあわせ帳票開発・運用を最適化するための改善がはかられているという。「SVF for .NET Framework Ver2.3」は、QRコードなどの2次元バーコード処理とパフォーマンスの改善をはかったほか、新たに対応OSの64bit版および.NET Framework4.0環境にも対応。また、Citrix XenAppに対応したサーバー実行モジュール「SVF for XenApp Ver2.3」はXenApp 6.0に対応したという。
発表によると、2製品の特徴は次の通り。
・帳票運用モジュール「SVF for .NET Framework Ver2.3」
Microsoftの.NET Frameworkアプリケーションから、本格的な帳票運用を実現するための帳票出力モジュール。帳票開発や運用の課題を解決し、帳票の開発工数を削減、柔軟な帳票運用環境を実現。帳票データは複数のデータ連携が可能。プリンタに依存しないプリンタコマンド方式の高速印刷ができ、セキュアな高性能PDF生成エンジンを標準搭載している。
・帳票運用モジュール「SVF for XenApp Ver2.3」
Citrix XenAppに対応した帳票出力モジュール。印刷データの軽量化によりトラフィックの負荷を軽減するほか、プリンタドライバの登録が不要なため既存のプリンタ資産を活かした印刷環境を構築可能。帳票開発における負荷軽減、帳票出力の課題に対してレスポンスの高い印刷環境を実現。
また今後、.NET Framework環境下におけるシステム開発やパッケージソフトとの連携に必要な機能をノンプログラミングで最適化するテキストインターフェイス製品「Text Connect for .NET Framework」、Microsoft Dynamics AX からの帳票運用を実現する「SVF for Microsoft Dynamics AX」の新バージョンを予定しているという。
■「SVF for .NET Framework」のWebページ
http://www.wingarc.com/product/svf/lineup/net_framework.html