第3回目である前回は、最新バージョンであるOracle Database 11g Release 2のインストールについて解説しました。第4回目となる今回は、Oracle Database 11g Release 2へのアップグレード前に行う作業について解説します。
アップグレードしましょう
さて、今回から3回に分けて、実際のアップグレード作業の一部始終をお見せしたいと思います。今回は、アップグレード前に移行元のデータベース上で行う必要のある作業について解説します。
使用するテスト環境は、前回のインストール作業と同様に以下のスペックのWindows PCを使用します。
| オペレーティング・システム | Microsoft Windows 7 Ultimate(64bit) | 
| プロセッサ | Intel(R) Core(TM) i5 CPU M430@2.27GHz | 
| 実装メモリ(RAM) | 6GB | 
前回の説明では、上記のテスト環境にOracle Database 11g Release 2をインストールしましたが、データベースは作成しませんでした。
実は、このテスト環境には前バージョンであるOracle Database 10g Release 2もインストールしてあり、データベースも作成してあります。この10g用のデータベースをアップグレードして11gで使えるように移行したいと思います。
移行元および移行先のOracle Databaseの正確なバージョンは以下になります。
| 移行元のバージョン | Oracle Database 10g Release 2(10.2.0.4.0)のMicrosoft Windows(64ビット)版 | 
| 移行先のバージョン | Oracle Database 11g Release 2(11.2.0.1.0)のMicrosoft Windows(64ビット)版 | 
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                    白砂 丈太郎(シラスナ ジョウタロウ) 日本オラクル(株)において、データベース事業のコアテクノロジー技術およびパフォーマンス技術のリーダーを務め、製品機能の検証および大規模/最重要プロジェクトでのベンチマークや実装を担当。 
 現在は(株)ワン・オー・ワンにおいて、データベースとWeb技術を中心としたシステム構築およびコンサルティングに従事。...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です 
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