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第1回 BI使って、さて、なにしよう?

edited by DB Online   2011/05/17 07:00

Excelで分析してみましょう

私が普段の業務使っている BI の一例をご紹介しましょう。私は業務上、弊社公式 Web ページを監修したり、製品紹介カタログや技術資料などを掲載したりしています。

これらの掲載資料がいつ、何人にダウンロードされたか、といった情報は全社的にトラッキングされており、私はそのデータを取得し、Excel を使って傾向を分析することができます。たとえば、新規に掲載した資料があまり見られていないようだったら、もっと目立つところに置いてみようとか、blog で紹介してみようとか、検討することができるのです。

さて、この BI の仕組みはとても単純です。全社的に、資料ダウンロード数をカウントできるようにトラッキングされており、そのデータは IT 部門で管理されています(具体的には SQL Server というデータベース内に、その Analysis Services という機能を使って作られた多次元データベースという形で保存されていますが、これは後々書かせていただきたいと思います)。

IT 部門で管理しているデータへアクセスするには Excel を使います。Excel からデータのもと(多次元データベース)に直接つなぎ、取得したデータは Excel のピボット テーブル機能を使って表示方法を変更できるようになりますので、さまざまなカットからの分析を自在に行うことができます。たとえば、日単位、週単位、月単位で、資料のダウンロード数を確認することができます。この「日」「週」「月」といった、データを分析する際の切り口を、「軸」と呼んだりします。

Excel から多次元データベースにアクセスすると、ピボット テーブルでの分析ができるようになります
キャプチャ

 ところが、この方法にも限界があります。たとえば、日、月といった単位での集計は簡単にできますが、曜日ごとの傾向をつかむにはどうしたら良いでしょうか。難しく言うと、独自の「軸」を追加したい、ということになります。


著者プロフィール

  • 松澤純(マツザワジュン)

    マイクロソフト株式会社 サーバープラットフォームビジネス本部 プロダクト マネージャー 大学時代は情報工学とも理系とも全く縁のない分野を専攻し、新卒で某 DB ベンダーに就職。ERP 製品の新機能検証、研修インストラクターを経て、GIS ソリューション ベンダーに約1年出向、お客様何でも窓口兼プロジェクト マネージメントを経験。帰社後は製品リリース マネージャーとして製品を構成する各種コンポーネントの日本でのリリース管理を担当。転職後、2009年より SQL Server の Product Manager として主にブロードな製品啓蒙活動に携わる。  

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連載:文系のためのBI入門
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