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第1回 BI使って、さて、なにしよう?

edited by DB Online   2011/05/17 07:00

アドインで軸の追加も思いのままに

Excel に、その手間を省く画期的な機能が追加されたのは2010年5月のことでした。

SQL Server の開発チームが開発した SQL Server 2008 R2 PowerPivot for Excel 2010 というアドインを Excel 2010 に追加することで、独自の「軸」を好きなだけ追加することができるようになったのです。一旦追加した「軸」は削除しない限り使用でき、SQL Server に再接続してデータを更新しても、「軸」を再設定する必要はありません。

PowerPivot for Excel を使えば、「曜日」の軸を追加することも簡単にできます
キャプチャ

 次に、他の人にこの分析データを見せたい、他の人のデータを見たいという場合、どういった方法が考えられるでしょう。

メールに添付して送るのは簡単ですが、サイズが大きい場合に迷惑になる可能性があったり、そもそも送れなかったりします。メールをたくさん受け取る人の場合、せっかく送ったメールも埋もれてしまいがちです。共有ファイルサーバーに置けば、ファイルサイズを気にする必要はありませんが、オリジナル データが変更、削除されてしまう可能性があります。機密性の高いデータの場合、誰もがアクセスできる場所に置くのは危険ともいえます。

このように、安全にデータを共有するには、色々と考えるべきことが出てきます。

    *

さて、本連載では、個人が Excel を利用して行うデータ分析にはじまり、複数の人とそれを共有するための便利な方法、さらに SQL Server や Excel、Web など様々なデータを組み合わせ、独自のリアルタイムな分析を Excel を使って行う方法、さらに Excel 並みに見やすい帳票やレポートによって分析を共有する方法などを紹介してまいります。操作やインストールなど、具体的にご紹介していきますので、ご期待ください。

PowerPivot for Excel については後々詳しく説明していきますが、すぐに試したいという方には、「Self-Service BI 体験サイト」がお薦めです。DB とデータの用意がなくとも、BI ツールを簡単に試していただけます。

また、「SQL Server 2008 R2 自習書シリーズ」内の「PowerPivot for Excel 2010 によるセルフ サービス分析」ではステップ バイ ステップで使い方をご紹介していますので合わせてご覧ください。

それでは、またお会いいたしましょう!

 


著者プロフィール

  • 松澤純(マツザワジュン)

    マイクロソフト株式会社 サーバープラットフォームビジネス本部 プロダクト マネージャー 大学時代は情報工学とも理系とも全く縁のない分野を専攻し、新卒で某 DB ベンダーに就職。ERP 製品の新機能検証、研修インストラクターを経て、GIS ソリューション ベンダーに約1年出向、お客様何でも窓口兼プロジェクト マネージメントを経験。帰社後は製品リリース マネージャーとして製品を構成する各種コンポーネントの日本でのリリース管理を担当。転職後、2009年より SQL Server の Product Manager として主にブロードな製品啓蒙活動に携わる。  

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連載:文系のためのBI入門
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