突然ですが、世界で一番使われているビジネス インテリジェンス (BI) ツールは何か、ご存知ですか?答えは、Microsoft Excel です。今回は、Excel 2010 に追加された、データ分析をする際に便利な機能のいくつかをご紹介したいと思います。
世界で一番使われているBIツール、Excelを使い倒す
突然ですが、世界で一番使われているビジネス インテリジェンス (BI) ツールは何か、ご存知ですか?答えは、Microsoft Excel です。おそらく、読者の中で使ったことがないという方は、まずいらっしゃらないでしょう。Excel はご存じの通り、Microsoft Office というスイート製品に含まれている表計算ソフトです。お使いのバージョンはいくつでしょう?Office は 2000、XP、2003、2007 と進化してきて、最新バージョンは 2010 です。
Office 2010 はバージョン番号が示す通り 2010 年の 5 月にリリースされました。今後ご紹介する予定の SQL Server も、最新バージョンである 2008 R2 がほぼ同じ時期にリリースされました。というのも、この2つの製品には非常に強いつながりがあり、平行して開発が進められていたのです。
Office 2010 に含まれる Excel 2010 は、Excel 2007 を踏襲したリボン(画面上部にある、各種アイコンが配置された帯状の部分を指します)を持ち、さらに洗練されたインターフェースになっています。XP や 2003 を長くお使いの方は、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてくるととても使いやすいのがリボンです。
Excel 2010 には、データ分析をする際に便利な機能が追加されていますので、今日はそのいくつかをご紹介したいと思います。
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松澤純(マツザワジュン)
マイクロソフト株式会社
サーバープラットフォームビジネス本部
プロダクト マネージャー大学時代は情報工学とも理系とも全く縁のない分野を専攻し、新卒で某 DB ベンダーに就職。ERP 製品の新機能検証、研修インストラクターを経て、GIS ソリューション ベンダーに約1年出向、お客様何でも窓口兼プロ...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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