2年前、新たにDatabase MachineのOracle Exadataが、サンフランシスコで開催されたOracle OpenWorldで発表されたとき、Oracleの関係者と「これはちょっとオーバースペックじゃない?なかなかここまで強力なマシンを導入する顧客はいないよ」なんて会話したことを憶えている。「ハーフラック仕様でもすごすぎるから、1/4ラックでも十分かもね」と話した記憶も。まあ、ふたを開けてみれば、フルラック仕様のExadataを数台導入する企業もあるようで、こんな心配は必要なかったのかもしれない。人は速ければより速いものを求め、リソースがあればあるだけ使いたくなる、ということなのだろうか。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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