シマンテックはストレージ管理製品の最新版「Veritas Storage Foundation(ベリタス・ストレージ・ファンデーション)製品群 6.0」(以下Storage Foundation製品群 6.0)の国内販売を、同社のパートナー企業を通じ12月20日より開始する事を発表した。今回提供されるのは、Veritas Storage Foundation 6.0 (以下Storage Foundation 6.0)、Veritas Cluster Server 6.0 (以下Cluster Server 6.0)、Veritas Operations Manager 4.1(Operations Manager 4.1)等、全12種類の製品群となる。これらのソフトウェア製品は、マルチOS、マルチプラットフォーム対応で提供され、企業のプライベートクラウドへの移行や構築、並びにビッグデータに対応するストレージ管理に対応していく形となる。
プライベートクラウドに最適化したStorage Foundation製品群 6.0

代表取締役社長
河村浩明氏
Storage Foundation製品群 6.0は、プライベートクラウド構築に必要とされる柔軟性や耐障害性及び可用性、管理性に関する様々な新機能を搭載したストレージ基盤。
IDC Japanによれば、国内のプライベートクラウド市場は2010年からの5年間で、およそ5倍に相当する約1兆円の規模に成長すると見込まれている。
「サーバーの市場は頭打ちだが、ストレージは伸びている。これは、ストレージにはまだまだ改善の余地があるということではないか」と語るのは、株式会社シマンテック 代表取締役社長の河村浩明氏。
シマンテックの調査によればサーバー仮想化が進むにつれて、ストレージコストが上昇したと感じている企業が56%にものぼるという。さらに河村氏は、「残りの44%も気づいていないだけで、サーバー仮想化によって、ストレージコストは間違いなく上昇している」という。
Storage Foundation 製品群 6.0は、既存のストレージ資産を活かしつつ、競争力のあるプライベートクラウドを構築するため、ストレージの「利用効率」「可用性(耐障害性)」「管理性」の3つの側面を重視し、これらを向上させる多様な新機能を備えている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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