国内でもっともライセンス本数がたくさん出ているBIツールは、ウイングアークのDr.Sum EAだろう。海外の多くのBIツールベンダーがOracleやIBM、SAPに統合、買収され、独立系BIツールベンダーはほとんど存在しなくなってしまったのが現状。BIツールはいまや大手ITベンダーが扱う1製品であり、強大なベンダーが多数いる市場において、国産BIツールの健闘が続いているというのはなんとも興味深い。日本のIT市場にとっても、これは頼もしいことでもある。数が出ているDr.Sum EAは顧客満足度も高いとのことで、これは国産ならではのよさが発揮されているからこその結果なのだろう。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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