前回は、情報セキュリティを管理するための活動とフレームワークである情報セキュリティマネジメントとガバナンスについて説明しました。そこで説明した通り、情報セキュリティは、マネジメントやガバナンスのフレームワークを使って管理することが大事です。そのうえで、情報セキュリティの活動や対策を実施することになります。また、第6回で説明した通り、情報セキュリティ対策には3つの種類(技術的対策、物理的対策、人的対策)があります。情報セキュリティ対策を有効にするためには、この3つの対策を組み合わせなければなりません。今回は、情報セキュリティ対策のうち、技術的対策のポイントについて解説します。
この記事は参考になりましたか?
- 図解!基礎から学び直す情報セキュリティ入門連載記事一覧
-
- 家電や自動車がサイバー攻撃の対象になる時代の情報セキュリティを考える
- 「ルールを守れ」や「危ない、怖い、使うな」は逆効果~人的な対策と物理的な対策のポイント
- 技術的なセキュリティ対策のポイント--ユーザー認証からネットワークやシステムの設計、運用管...
- この記事の著者
-
株式会社ラック 長谷川 長一(カブシキガイシャラック ハセガワ チョウイチ)
株式会社ラック セキュリティアカデミー プロフェッショナルフェローソフトバンク、日本ユニシスを経て、現職。情報セキュリティコンサルティング、情報セキュリティ監査業務を経て、現在は主にセキュリティ教育業務を担当。政府機関やIT資格団体等の委員も務めている。主な所有資格は、CISSP。主な著書(共著)は、「情報セキュリティプ...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア