概要
最終的に目次を作成するためにはアウトラインレベルに沿った見出しが必要です。ただし、見出しをつけるには、文字を見出しのように大きくしただけの「標準」スタイルではなく、書式設定ツールバーの[スタイル]ボックス一覧から、アウトラインレベルに応じた「見出し」を選択する必要があります。
しかし、既定の「見出し1」のフォントサイズが12ポイントで、通常の「標準」フォントは10.5ポイントですから、適用したみたところで見出しと本文との文字の大きさがあまり変わらず、メリハリが感じられませんよね。
そこで、[スタイルと書式]作業ウィンドウで、それぞれの見出しのフォントをもっと大きくしたり罫線をつけたりするなど、見栄えがするように変更すると、とても美しく読みやすい文書になります。
本稿では、見出し文字を大きくして、メリハリのある、読みやすい文書を作成する方法を紹介します。
操作手順
見出しのスタイルを変更するには、[スタイルの変更]ダイアログボックスで設定を行う方法と、文中のどこかに異なるスタイルを設定した場合に[選択箇所と一致するように更新する]ことによってそのスタイルに統一する方法の2通りあります。
[スタイルの変更]ダイアログボックスでスタイルを変更する
ここでは、サンプルファイルの「見出し1」スタイルを28ポイントに変更します。
- サンプルファイル「sample.doc」を開きます。
- 書式設定ツールバーの[スタイルと書式]ボタンをクリックするか、[書式]-[スタイルと書式]を選択します。
- [スタイルと書式]作業ウィンドウの一覧から「見出し1」を右クリックして[変更]を選択します。
- [スタイルの変更]ダイアログボックスが表示されるので、フォントサイズを28ポイントにして[OK]ボタンをクリックします。
- 見出し1のフォントサイズが28ポイントに変更されました。