概要
PowerPointを使ったプレゼンでは、プロジェクタを利用するケースがほとんどだと思います。ところで、スライドショーの実行中にメモが見られないことについて、不便を感じたことはありませんか?
そんな場合は、「発表者ツール」を利用するとよいでしょう。この機能を利用すると、プロジェクタにはスライドショーが、発表者側のPCには発表者ツールが表示されます。ただし、あらかじめプロジェクタのモニタをデュアルディスプレイモードとして接続する必要があります。
本稿では、発表者ツールを利用して、複数のモニタを使ってプレゼンを行う方法を紹介します。
操作手順
- プロジェクタのモニタをデュアルディスプレイモードで接続します。Windows XPの場合は[画面のプロパティ]ダイアログボックスの[設定]タブ、Windows Vistaの場合は[画面の設定]ダイアログボックスで解像度など調整します。ここでは、外部モニタをプライマリ、本体のディスプレイをセカンダリモニタとして設定しています。
- [スライドショー]-[スライドショーの設定]を選択します。
- [スライドショーの設定]ダイアログボックスの[複数モニタ]設定オプションの[発表者ツールを表示する]にチェックを入れ、[スライドショーの表示]ボックスには[主モニタ]が選択されていることを確認して[OK]ボタンをクリックします。
- スライドショー実行時には、外部モニタ(プロジェクタ)にスライドショーが表示され、発表者側のPCモニタに発表者ツールが表示されます。