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発表者ツールを利用して、複数のモニタでプレゼンを行う方法を紹介します。
概要
PowerPointを使ったプレゼンでは、プロジェクタを利用するケースがほとんどだと思います。ところで、スライドショーの実行中にメモが見られないことについて、不便を感じたことはありませんか?
そんな場合は、「発表者ツール」を利用するとよいでしょう。この機能を利用すると、プロジェクタにはスライドショーが、発表者側のPCには発表者ツールが表示されます。ただし、あらかじめプロジェクタのモニタをデュアルディスプレイモードとして接続する必要があります。
本稿では、発表者ツールを利用して、複数のモニタを使ってプレゼンを行う方法を紹介します。
操作手順
- プロジェクタのモニタをデュアルディスプレイモードで接続します。Windows XPの場合は[画面のプロパティ]ダイアログボックスの[設定]タブ、Windows Vistaの場合は[画面の設定]ダイアログボックスで解像度など調整します。ここでは、外部モニタをプライマリ、本体のディスプレイをセカンダリモニタとして設定しています。
- [スライドショー]-[スライドショーの設定]を選択します。
- [スライドショーの設定]ダイアログボックスの[複数モニタ]設定オプションの[発表者ツールを表示する]にチェックを入れ、[スライドショーの表示]ボックスには[主モニタ]が選択されていることを確認して[OK]ボタンをクリックします。
- スライドショー実行時には、外部モニタ(プロジェクタ)にスライドショーが表示され、発表者側のPCモニタに発表者ツールが表示されます。
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- この記事の著者
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小濱 良恵(コハマ ヨシエ)
Microsoft MVP for Expression (April 2008 - March 2009)
Microsoft Office や Expression Web の書籍やWeb記事を執筆するテクニカルライター。
当初は派遣の仕事が中心で、2002年にMOUS(現Mic...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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