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紛争事例に学ぶ、ITユーザの心得

第四回 システムの要件定義とは


 今回から何度かに分けて、コンピュータシステムの要件定義についてお話したいと思います。要件定義というのは、導入するシステムにどんな機能を持たせるか、どんな速度でどんな使い勝手にするかといったことを定義していく作業ですが、実はこれが、一般のユーザにとっては相当に難しい作業で、システムに持たせたい機能や性能をベンダにうまく伝えられず、出来上がったシステムを見て 「こんな筈じゃなかった」 とベンダ相手に大喧嘩をするプロジェクトが後を絶ちません。ユーザが「ここは、顧客の購買履歴のサマリを出してくれって頼んだぞ!」 と言えば、ベンダが 「えっ?購買履歴の一覧と聞きましたけど。」と答えたり、「この処理に一時間もかかっていたら仕事にならない。」と言えば、「時間のことなんか聞いてないですよ。」と反論したり。皆さんの周りでは、こんな会話が聞かれることがありませんか?あるいは、皆さん自身が、こうした台詞を吐いて嘆いたことはないでしょうか?

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この記事の著者

細川義洋(ホソカワヨシヒロ)

ITプロセスコンサルタント東京地方裁判所 民事調停委員 IT専門委員1964年神奈川県横浜市生まれ。立教大学経済学部経済学科卒。大学を卒業後、日本電気ソフトウェア㈱ (現 NECソリューションイノベータ㈱)にて金融業向け情報システム及びネットワークシステムの開発・運用に従事した後、2005年より20...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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