このサービスを活用することにより、従来のIT資産の所有・自前開発からクラウド上のサービスの利用、アプリケーションの運用・保守に至るまでの負荷軽減およびコスト効率向上を図ることができるという。この効果により、金融機関におけるスピーディーな独自サービスの開発が可能になるとともに、顧客とのコミュニケーションにリソースを集中することができるとしている。
このサービスは、「FISC安全対策基準」などの業界ガイドラインを基に、24時間365日のシステム監視で高度なセキュリティとビジネスの継続性を確保するとともに、Azure上に構築されるサービスを素早く開発・リリースすることを実現する。
地方銀行をはじめとする金融機関のみならず、金融機関へシステムを納入する企業がインフラストラクチャーとしてAzureを採用される際のマネージドサービスとしても利用することが可能だという。また、Azureの使用状況に応じてcloud.config上で最適なプランを自動で提案する機能も、近年中のリリースを目指し開発中だという。
なお、このサービスに関わる全てのシステム設計、開発、運用をFIXERが、Azureに関連する技術指導および導入企業に対する営業支援を日本マイクロソフトが担当する。