「Data Platform for Hadoop」は通信業、金融業、製造業などに導入され、新たなビジネスモデルや商品の開発において成果を上げているという。今回強化された製品と新サービスは、データの収集~蓄積/処理~分析までの一連の機能と性能を事前検証済のため、短い期間で企業のデジタルトランスフォーメーションを加速する最適なプラットフォームを提供するとしている。
新機能・サービスの特徴
1. AIによるデータ分析など「Data Platform for Hadoop」の機能を強化
大規模データの分散並列処理による高度な分析、構造化データ・非構造化データの一元管理を実現する、現在提供中の「データ蓄積・処理」機能に加え、新たに「データ収集」機能や、AIエンジンなどを活用した「データ分析」機能を提供。これにより、データ収集~蓄積/処理~分析までが一連となった分析基盤の容易な導入が実現できる。
・データ収集:多様なデータ(リレーショナル・データベースのデータやログなどのストリームデータなど)を容易かつセキュアに取込み、蓄積やリアルタイム処理のデータフロー設計も行う。
・データ分析:オープンソースのAIエンジンを活用し、顧客の特長・用途に応じたデータ分析を行う。また、今後NECの最先端技術群「NEC the WISE」の分析エンジンとも連携し、顧客への提供価値を高めていく。 (データ分析例:顧客の特長に応じた各種提案など)
2. 速やかな導入を実現する「データインテグレーション・分析サービス」
現在提供中の「データプラットフォームサービス」と「最適システムメンテナンスサービス」に加え、新たに「データインテグレーション・分析サービス」を提供開始。このサービスは、「Data Platform for Hadoop」のリファレンスアーキテクチャーを元に、顧客のニーズに合わせ速やかに最適なシステムを導入。