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TIS、PCI DSS準拠の包括的なアプリケーション実行基盤「ROUNDAHEAD by CAP」を提供開始

 「ROUNDAHEAD by CAP」は、最短で1か月の短期間と月額70万円からの低コストで、冗長化・最適化された安全な環境でアプリケーション開発ができるプライベートクラウドマルチプラットフォーム。Webサービスを提供するための開発環境から本番環境の提供、システム運用までを24時間365日の体制で提供するという。

 アプリケーション開発者は、開発環境の構築、サーバーやミドルウェアの調達、設定、運用監視設定、セキュリティ機能の実装といった管理作業から解放され、プログラム開発に専念することができるとしている。

 「ROUNDAHEAD by CAP」により、企業は高額で維持費が掛かるPCI DSSなどの環境を自社で整えた場合と比較して約40%の維持コストの削減が可能になるという。また、外部接続回線から開発環境、実行環境までの全て機能や環境が、1インスタンスあたりの費用に含まれているため、契約から利用開始までは、最短で約1か月とスピーディに利用がスタートできる。

「ROUNDAHEAD by CAP」の全体構成

「ROUNDAHEAD by CAP」の概要

 「ROUNDAHEAD by CAP」では、「アプリケーションインスタンス提供サービス」「インターネット回線提供サービス」「開発ツール提供サービス」「PCI DSS運用サービス」などをPCI DSSV3.2に完全準拠したクラウド環境として提供する。

 1. アプリケーションインスタンス提供サービス

 Java、Go、PHP、Ruby、.NET等のプログラミング言語の実行環境を提供。自動デプロイ機能で、スピーディなアプリケーション実行環境の構築、リリース作業を自動化できる。アプリケーション実行に必要なランタイム、ミドルウェアはbuildpack形式で提供し、パッチ適用は基盤側で一元管理が可能。共有RDBも完備し、サービス提供にかかるまでのインフラ準備期間/コストの短縮も可能。

 2. インターネット回線提供サービス

 共有型のインターネット回線(100Mbps)を提供。準備期間は不要で、アプリケーションインスタンス作成後、即時に利用が可能。オプションでインターネットVPN、専用線敷設も対応可能。

 3. 開発ツール提供サービス

 継続的なインテグレーション環境を提供。アプリケーションインスタンスと合わせて、CI/CD環境、Gitlab環境、アプリケーション管理GUI、プライベートリポジトリを提供。

 4. PCI DSS運用サービス

 24時間365日のプラットフォーム運用に加えて、PCI DSSの取得に必要な運用を提供。  「ROUNDAHEAD by CAP」は、PCI DSS、FISC(金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準)対応の安全なTISのデータセンターとプライベートクラウドIaaS基盤上で提供している。また、PaaS基盤として、Pivotal社が提供するエンタープライズ向け商用版PaaSソフトウェアの「Pivotal Cloud Foundry」を採用している。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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