「ThousandEyes」は、イントラネット上の端末からインターネット上の利用サービスまでのネットワークについて、経路や障害状況を可視化するクラウドサービス。イントラネットやインターネットの通信データを自動で収集し解析することで、社員が利用する社内と社外のサービスの状況をネットワーク図やグラフなどでわかりやすく表示する。
インターネットの通信状況を把握することで、企業のシステム管理者は、複雑な操作をすることなくイントラネット、インターネット、クラウドを統合して一元監視することができ、障害の検知と原因の特定を早期に実現できるという。
また、世界の主要都市にインターネットのアクセスを計測するポイントを配置しており、クラウドやEC、ネットバンキングなどのサービス事業者は、自社のサービスについてユーザーの体感での情報を収集することが可能だという。これにより、ネットワークアクセスの推移から傾向分析を行い、サービスの品質向上に役立てることができる。