「NONフリーズクラウド運用監視サービス」は、「NONフリーズ」により監視されたネットワークに接続された様々な電子機器及び「NONフリーズ」自体の稼働状況を、Webコンソール上で一元管理できるシステム。 複数の「NONフリーズ」の監視状況をWebコンソールでまとめて閲覧、集中管理ができるので、遠隔地に設置した「NONフリーズ」にも個別に接続する必要がなくなるほか、タブレットやスマホからも各監視状況を一目で把握することが可能だという。
このサービスは、ネットワークに接続されたさまざまな電子機器の稼働状況を、24時間365日、一元的に管理することのできるシステムに対して高まっているニーズに応えるために提供するとしている。
2016年9月に販売を開始した「NONフリーズ」は、ping(ICMPエコー)による監視だけでなく、日本では初めてPort監視(TCP/IP通信による対象機器の任意のサービス稼働監視)も行うハードウェア機器で、フリーズが発生した状態を検知すると自動的に強制再起動を行う。
また、遠隔からの電源のON/OFFだけでなくコマンド(Telnet/HTTP)による制御やWOLの発行にも対応している。さらに、監視用ソフトウェアをインストールする必要がないため、IPカメラやルータといった組込機器の監視も可能だ。
これまでのPort対応型監視システムは、遠隔から機器の電源制御が行えず、フリーズ発生時には機器を再起動するために現地を訪問することが必要だったが、「NONフリーズクラウド運用監視サービス」を導入すれば、運用コストの大幅な削減が期待できるという。
「NONフリーズクラウド運用監視サービス」の主な特徴
- Webブラウザ利用なので、スマートフォンやタブレットからも参照・操作が可能。
- NONフリーズの監視状態をグラフィカルにわかりやすく表示。
- イベント発生時に管理者に宛ててメール通知が可能。
- トラブルの一次切り分け対応を行う。
- 機器故障時には、先出しセンドバック対応での機器手配を行う。
- NONフリーズおよび監視対象機器の稼働監視(6IPまで)を代行。
主な利用例と監視対象機器
- 宿泊施設のフリーWiFiシステム:WiFiアクセスポイント、ルータ、PoE-HUB、SIPサーバ等
- マンションの光回線、ネットワークシステム:WiFiアクセスポイント、ルータ、監視カメラ等
- コインパーキングやATMなど:監視カメラ、課金システム・ATM端末、ルータ等
- デジタルサイネージ:ルータ、STB、表示モニター、その他接続機器等
- 太陽光発電システム・電力会社等:テレメーター、稼働システム、サーバ、ルータ等
- 文教市場のICTシステム:制御機器・PC・サーバ・ルータ等
- 鉄道会社の運行管理システム:運行表示システム・ルータ等