グラフデータベースは、グラフ構造を持ったデータの保存・検索に最適化されたデータベースで、それ自体は以前からあるテクノロジーだが、Web2.0以降「ヒト」と「モノ」の関係がマーケティングにおいても重要視されるようになった現在、世界で最も利用率の高いデータベースフォーマットとなっており、ZETAでも2008年にグラフデータベースを活用したソーシャルグラフソリューションとして「zero-Matrix」を提供していた。
今回ZETAでは、「ZETA CXシリーズ」のオプション展開を目的としたソリューション開発のため、Neo4j社とパートナー契約を締結した。Neo4j社は、世界でもトップシェアを持つグラフデータベースのテクノロジー企業で、Fortune 100にリストアップされる企業のうち75%に採用されているという。
その特徴は堅牢さと高速性にあり、これはZETAがこれまで重要視してきた「ZETA CXシリーズ」の製品特徴と同じで、AI・機械学習における高い効果など製品同士の親和性が高いとしている。
今後、「ZETA CXシリーズ」のパーソナライズ処理において、Neo4j社のテクノロジーを併せて利用するソリューションの提供を行っていくという。
「ZETA CXシリーズ」には、次のような製品がラインアップされている。
- EC商品検索/サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」
- レコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」
- 広告最適化エンジン「ZETA AD」
- レビューエンジン「ZETA VOICE」
- 予測・パーソナライズソリューション「ZETA DMP」
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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