DDoS攻撃やWebサイトから会員情報データを抜き出す攻撃など、Webサイトへの攻撃は日々行われ、日本でも多くの企業でWebサイトの防御に特化したWAFの導入が進んでいる。WAFを導入することで強力な防御を実現できるが、万が一インシデントが発生した際には、WAFからのアラートに対して迅速かつ適切な対応を行うことが必要になる。
NVCは、Imperva社が提供するクラウド型WAFのIncapsulaを販売してきたが、製品の提供に加えて、Incapsula運用における専門的知識、経験に基づいた迅速かつ適切な対応の実施を支援するMSS(Managed Security Service)の提供を開始するという。
このサービスでは、顧客の環境に導入されたIncapsulaの運用について、専門知識を持った運用支援チームが支援する。Incapsulaによる強固な防御と、専門家による柔軟な運用で、公開Webサイトに対する強力な防御を実現すると共に、万が一インシデントが発生した際にもスムーズに対応を行うことができるようになる。
さらに、このサービスには、WAFには必要不可欠なチューニングが無償で付帯している。動作の監視および通知はもちろん、必要に応じたチューニングを運用支援チームで代行することにより、常に高いセキュリティレベルを保ったWAFの運用が可能となるとしている。
サービス構成
・脅威検知・通知:Incapsulaからのアラート通知(英語)を24時間365日受け付け。日本語化して通知。
・設定・運用代行:万が一誤検知や過検知が発生した際、設定の変更を代行。
・問い合わせ対応:Incapsulaについての疑問や過検知対応など、運用支援チームと製品担当チームが連携し、製品、サービス共通の総合窓口にて受付。
・レポート(オプション):アラート件数やサマリレポートなどを提出。