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国内ITサービス市場、2018年のトップ5は、富士通、日立製作所、NTTデータ、NEC、IBM――IDCがランキング発表

  2019/07/02 16:15

 IDC Japanは、2018年の国内ITサービス市場のベンダー売上ランキングを発表した。ベンダー売上の上位5社は、1位から順に、富士通、日立製作所、NTTデータ、NEC、IBMとなった。

製造、流通、政府/公共における既存システムの刷新/更新需要が成長を支える

 2018年の国内ITサービス市場は5兆6,664億円で前年比成長率は2.1%だった。ベンダー売上の上位5社は、1位から順に、富士通、日立製作所、NTTデータ、NEC、IBMであった。NECが、2位から4位に順位を下げた一方で、日立製作所とNTTデータが順位を上げている。

参考資料:国内ITサービス市場 売上ランキング、2016年~2018年(作成:IDC Japan)

 サービスセグメント別に見ると、プロジェクトベース市場では、製造や流通、政府/公共分野を中心に既存システムの刷新/更新需要の拡大により、上位10社すべてがプラス成長を遂げた。

 安定成長が続くマネージドサービス市場では、上位ベンダーのランキングに大きな変化はなく、富士通が1位をキープしている。サポートサービス市場では、縮小傾向が続くハードウェアサポート&保守市場の影響を受け、上位10社のうち3社はマイナス成長となっている。

 産業分野別に見ると、金融向けは、メガバンクのシステム統合案件の反動減を、保険やクレジットカードなど、銀行以外の案件でリカバリーする状況が続いている。

 製造向けでは、三菱重工の情報システム子会社を買収したNTTデータが20%を超える高成長を遂げた。政府/公共向けは、官公庁や大手電力会社向けの大型SI案件によって売上を伸ばした日立製作所が前年の3位から1位に順位を上げている。

アクセンチュアは大手ITベンダーの中で前年比売上成長率が1位

 前年比売上成長率が最も高かった大手ITベンダーは、前年同様、アクセンチュアだった。アクセンチュアは、参考資料に掲載した上位7社には含まれていないが、すべての産業分野で、二桁台後半以上のプラス成長を遂げ、ITサービス事業が大幅に拡大している。

 IDC Japan ITサービス リサーチマネージャーの木村聡宏氏は、「ITサービスベンダーが、DXを事業機会として取り込むためには、企業のデジタルジャーニーを理解し、事業モデルの転換とビジネスプロセスの変革を急ぐべきである」と述べている。

 今回の発表は、IDCが発行した「国内ITサービス市場シェア、2018年:既存システムの刷新/更新需要が成長を支える」にその詳細が報告されている。レポートでは、国内ITサービス市場における大手ITサービスベンダーの競合状況を把握するため、大手ITサービスベンダー各社の売上をサービスセグメント別/産業分野別に分析している。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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