HPは、事業戦略のひとつとして、既存UNIX環境やメインフレームから「HP Integrityサーバー」への移行を推進している。基幹業務やミッションクリティカルな分野、拡大する仮想化環境のシステム構築において、システム移行のコストやIT投資の費用対効果向上のためには、HP-UXとIntegirtyサーバーの組み合わせが最適であるとする戦略だ。
こうした背景を受けて、同社ではネットワークやハードウェア構成を検証するインフラ構築サービス、C、C++などのプログラムの移植をサポートするアプリケーション移行サービス、Oracle Weblogic Server、JBoss Enterprise Application Server、Tomcatといったサーバー上のアプリケーションをHP-UXに移植するアプリケーションサーバー移行サービスなどを、アセスメント、移行作業、運用支援までパッケージ商品化として展開する。
同サービスでは、移行元としてSolaris、AIX、Tru64、HP-UX(HP 9000)、各種Linux、移行先としてHP Integrityサーバーで稼働するHP-UX、Linuxをカバーする。