エフセキュアは、同社の個人情報保護サービス「F-Secure ID PROTECTION」が、2月27日に提供開始となったニフティの「@nifty パスワードマネージャー」に採用されたことを発表した。なお、ニフティが会員向けに提供している「常時安全セキュリティ24」にも、エフセキュアのエンドポイント保護サービス「F-Secure SAFE」をコアコンポーネントとして採用。これにより、エフセキュアとニフティとの協業がさらに拡大したことになる。
両社の協業では、エフセキュアのコンシューマ向けセキュリティ機能搭載無線LANルータ「F-Secure SENSE」を、ニフティが2018年4月より販売しているほか、2020年1月にエフセキュアが行った「エフセキュアの新しい個人情報保護サービスを全世界のISPが採用」という発表のうちの1社がニフティであった。
「@nifty パスワードマネージャー」は、公開Web、ディープWeb、ダークWebを24時間365日監視することで、攻撃者が盗み出した個人情報を悪用する前に、侵害対応ガイドラインによって、なりすましやアカウント乗っ取りを予防するほか、すべてのサービスに固有の強力なパスワードを作成する機能を備えている。
さらに、「@nifty スマートセキュリティ with F-Secure」(F-Secure SENSE)が提供するコネクテッドホームセキュリティを補完し、スマートデバイスやIoT機器が危険にさらされた際には、ユーザーに対応策を提供する。
「常時安全セキュリティ24」は、最大7台のスマートデバイスを保護することが可能なエンドポイント保護サービス。Windows/macOS/iOS/Androidに対応し、ネット上での安全な金融取引や決済を実現する「バンキングプロテクション」機能や、子どもをネット上の脅威から守るとともに、使いすぎを防ぐ「ペアレンタルコントロール」機能も備えている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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