ウィルコムは9日、「WILLCOM CORE 3G」のサービスを開始すると発表した。「WILLCOM CORE 3G」は、NTTドコモのFOMAネットワークを利用するMVNO方式で提供されるサービスだ。通信方式は3G/HSDPA方式となり、スペックスピードで下り最大7.2Mbps、上り最大384kbpsとなっている。サービスは法人向けのため、5回線からの契約となる。
ウィルコムでは、2.5GHz帯の移動体通信免許を取得しており、10月から次世代PHS(XGP)として商用サービスを展開する予定がある。次世代PHSはマイクロセル方式とマクロセル方式を併用する形で、PHSと同等のエリア展開と理論値で20Mbpsの転送速度が特徴となるサービスだ。
WILLCOM CORE 3Gは、FOMAのMVNOによるサービスになるが、XGPサービスが本格化した場合の移行も容易にする予定だという。
現在利用可能なデータ通信カードはネットインデックス製のUSBタイプのものになる。対応OSはWindows 2000、Windows XP、Windows Vista、Mac OS(インテルプラットフォーム)となっている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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