米Dell Technologiesは、2020年会計年度(2020年2月~2021年1月)の第1四半期(2月~4月)の業績を発表した。
第1四半期の売上高が219億ドルで、営業利益は前年同期比28%増の7億200万ドル、非GAAPベースの営業利益は22億ドル、純利益は1億8200万ドル、非GAAPベースの純利益は11億ドル、調整後EBITDA(利払、税引、償却前利益)は26億ドル、営業活動で使用したネットキャッシュは8億ドル、希薄化後1株あたり利益は0.19ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は1.34ドルとなっている。
同四半期末における同社の現金および投資の残高は132億ドル、総前受収益は前年比14%増の276億ドル、前受収益の償却、ユーティリティー、「Dell Technologies on Demand」の一部として提供したas-a-Serviceを含む経常収益は、前年比16%増の約60億ドルとなった。
クライアントソリューショングループ(CSG)の第1四半期における売上高は、前年同期比2%増の111億ドル、営業利益は同グループ売上の5%以上となる5億9200万ドルとなっている。
インフラストラクチャーソリューショングループ(ISG)の第1四半期の売上高は、前年比8%減の76億ドルで、内訳は前年比5%減のストレージの売上高38億ドルと、前年比10%減のサーバーおよびネットワーキングの売上高38億ドルで構成される。第1四半期の営業利益は、同グループ売上の約10%となる7億3200万ドルだった。
VMwareの第1四半期の売上高は、前年同期比12%増の28億ドル、同四半期の営業利益はVMware売上高の約28%となる7億7300万ドルとなっている。