システムインテグレータは、6月25日にPostgreSQLとエンタープライズDBの「EDB Postgres 12」に対応したデータベース開発支援ツール「SI Object Browser for Postgres 20」をリリースする。同製品は、販売代理店を務めるアシストを通じて販売される。
「SI Object Browser for Postgres 20」では、EDB Postgresを採用した場合の開発生産性を、すでに発売されているOracle Database対応版と同様に向上させる。EDB Postgresの急速なシェア拡大が見込まれることから、今後も常にEDB Postgresの最新バージョンに対応していく予定となっている。
おもな機能としては、EDB Postgres、PostgreSQLデータベースに接続して、以下の操作をGUIで行える。
・テーブルやビューなどの各種オブジェクトの作成
・テーブルデータの編集
・ストアドプログラムの作成・デバッグ
今回発売する「SI Object Browser for Postgres 20」では、「EDB Postgres 12」への対応のほか、EDB Postgresのプロセスがどのような処理で待っているかを示す待機イベント確認機能に対応した。データベースのパフォーマンスが悪化した際には、待機イベント情報を確認することで、障害のボトルネックを簡単に特定でき、迅速な対応が可能になる。
なおアシストは、同社からEDB Postgresのサブスクリプションを購入したユーザーを対象に、「SI Object Browser for Postgres 20」のクライアントライセンスを契約数に応じて無償で提供する。
無償提供クライアント数は、PostgreSQLサーバ契約が1、PostgreSQLサイト5契約が2、PostgreSQLサイト25契約が10、PostgreSQL会社契約が20、EDB Postgres(EDB Postgres Enterprise 2uniCore~4uniCore)が1、EDB Postgres(EDB Postgres Enterprise 5uniCore~8uniCore)が2、EDB Postgres(EDB Postgres Enterprise 9uniCore~16uniCore)が5となっている。