マネーフォワードは、バックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」内で、取引関係書類を電子保存するストレージサービス「マネーフォワード クラウドBox」の提供を開始すると発表した。

本サービスは、電子帳簿保存法の要件を満たし、領収証や請求書などの取引関係書類を電子化し、クラウド上で保管ができるサービスである。2020年10月の改正電子帳簿保存法施行に合わせて9月下旬に提供開始予定だという。
本サービスと「マネーフォワード クラウド請求書」を連携することで、「マネーフォワード クラウド請求書を通じて受領した請求書や、メール又は郵送した請求書において、電子帳簿保存法の要件を満たした電子保存が可能になる。
また、電子保存した請求書は、自動的に電子帳簿保存法の要件を満たすため、紙への印刷や原本での保管が不要になるという。
2023年10月1日から導入される適格請求書等保存方式(インボイス制度)において、適格請求書発行事業者は交付した適格請求書の写しを保存する義務が課される。本サービスを利用することで、インボイス制度への対応も可能になる予定だとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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