ゾーホージャパンは、同社の法人向けコラボレーションプラットフォームである「Zoho Workplace」のユーザー数が、2020年第2四半期(4月~6月)に全世界で1,500万人を突破したことを発表した。
同社ではこのユーザー数の増加を、新型コロナウイルス感染症の拡大を背景にした、より良い統合型ビジネスアプリケーションへのニーズの高まりによるものだと見ている。また、この期間におけるZoho Workplaceの新規顧客の25%以上は、G SuiteおよびMicrosoftからの移行であることがわかっているという。
Zoho Workplaceでは、メール、チャット、音声会議およびビデオ会議、共有ファイルストレージ、オンラインのオフィススイートなどを含む統合プラットフォームを提供している。このプラットフォームに含まれるのは、以下のアプリケーションとなる。
- Zoho Mail
独自ドメインの利用が可能なセキュアなビジネス用メールで、カレンダー、タスク、ノート、ブックマークの機能を備えている。
- Zoho Cliq
音声通話およびビデオ通話の機能を備えたセキュアなビジネスチャットアプリ。2020年3月以降、1日の送信メッセージ数が約3.3倍、通話数が約13倍に増加。
- Zoho Meeting
オンライン会議のアプリケーション。3月以降、ミーティングのセッション数が約8.7倍に増加。
- Zoho ShowTime
オンライントレーニングのためのソリューション。3月以降、利用が約12倍に増加。
- Zoho Connect
イントラネットおよび従業員向けソーシャルメディアプラットフォーム。
- Zoho Office Suite
共同作成やレビュー、コラボレーションの機能を強化したオンラインのオフィススイート。Zoho Writer、Zoho Sheet、Zoho Showが含まれる。
- Zoho WorkDrive
企業向けのクラウドストレージで、ファイルをセキュアに共有できる。3月以降、利用が約4倍に増加。