SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Enterprise IT Women's Forum

2025年1月31日(金)17:00~20:30 ホテル雅叙園東京にて開催

Security Online Day 2025 春の陣(開催予定)

2025年3月18日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

1時間以内にKubernetesインフラを構成 ヴイエムウェア、vSphere向けの新製品を発表

 ヴイエムウェアは9月16日、アプリケーションおよびインフラのモダナイゼーションを加速させる新製品を発表した。

開発者向けのインフラを提供

 新しく発表されたVMware vSphere with VMware Tanzuにより、vSphereの顧客に向けたKubernetesの利用開始と、vSphere上で実行されている7,000万以上のワークロードのモダナイゼーションを提供。

 具体的には、vSphere with Tanzuの利用により、既存のネットワークとブロック ストレージやファイル ストレージを使い、1時間以内にエンタープライズクラスのKubernetesインフラを構成できる。また、vSphere with Tanzuの利用時には、VMware NSX Advanced Load Balancer Essentialsの導入や、独自のL4ロードバランシングソリューションの選択も可能となる。

 また、VMware vCenter Serverを使用すると、数分間でのKubernetesクラスタの導入やロールベースアクセスコントロールの実装、開発者へのキャパシティの割り当てが可能になるという。

 なお、ヴイエムウェアはDell EMC ObjectScaleをvSAN Data Persistenceプラットフォーム上で統合、検証することも発表した。加えて、Cloudian、DataStax、MinIOとのパートナシップおよび共同エンジニアリングの取り組みも発表。パートナ各社との連携により、この新しいプラットフォームでは以下が可能になるとしている。

  • 開発者がKubernetes APIを経由したセルフサービス形態のオンデマンドのステートフルサービスのプロビジョニングと拡張を実現することで、IT管理者の運用効率性を最大化
  • vCenterの専用ダッシュボードを通じた、統合サービスの健全性とキャパシティの監視
  • サービス対応のインフラ運用機能を活用した、メンテナンスやライフサイクル管理など、インフラ変更時におけるサービス可用性の確保
  • 最適なストレージ効率による、ステートフル サービスの実行
効率的で無駄の少ないインフラ拡張と運用の簡素化

 本日発表したアプリとインフラをモダナイゼーションする最新機能に加え、VMware vSphere 7 Update 1、VMware vSAN 7 Update 1、VMware Cloud Foundation 4.1には、従来のワークロードの実行をサポートする新機能が採用されている。これらの新機能と機能強化により、次のようにインフラを拡張し、運用を簡素化できる。

  • モンスターVMの拡張:vSphere 7 Update 1の仮想マシン(VM)は、最大24TB RAMおよび768 vCPUまで拡張可能で、インメモリデータベースなどのリソース集約型アプリケーションに対応
  • クラスタ スケールの強化:vSphere 7 Update 1では、クラスタあたりのホスト数のサポートが従来比で50%拡張され、クラスタあたり最大96ホストまで拡張可能
  • HCIメッシュ:vSAN 7 Update 1では、コンピュートとストレージのリソースを分離する、独自のソフトウェアベースのアプローチであるHCIメッシュが導入され、段階的な拡張が可能になった
  • データ圧縮単体での有効化オプション:これは新しいvSAN 7 Update 1のオプション。従来は重複排除と圧縮をセットで実行していたが、今回のリリースで圧縮機能のみを有効化できる
  • エンタープライズ対応ファイルサービス:vSAN 7 Update 1では、SMB v3およびv2.1プロトコルのサポートを追加し、最も一般的なファイル サービス プロトコルに対応する。さらにvSANファイルサービスでは、Active Directoryの統合機能と、Kerberosベースのネットワーク認証にも対応
  • リモートクラスタ:新しいリモート クラスタ機能により、VMware Cloud Foundation 4.1の運用機能をエッジロケーションや拠点にまで拡張できる
  • vVolsの統合:VMware Cloud Foundation 4.1 with Tanzuへの新たなvVolの統合機能により、外部ストレージ用の共通ストレージ管理フレームワークを提供
  • VMware SkylineTMによるVMware Cloud Foundationのサポート:VMware Skylineが、管理およびワークロードのドメインを特定。VMware Cloud Foundationソリューションの知見をプロアクティブに反映することで、VMware Cloud Foundationにプロアクティブなインテリジェンスをもたらす

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/13416 2020/09/16 16:08

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング