SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

ガートナー、RPA市場は2桁成長率で拡大と予測 2024年までに新規顧客はIT部門からビジネス部門へ

 9月21日、ガートナーは、世界におけるロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)ソフトウェアの売上高が、2021年には前年比19.5%増の18.9億ドルに達する見通しを発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによる経済的な圧力にもかかわらず、RPA市場は2024年まで2桁の成長率での拡大を予測している。

 2020年の世界におけるRPAソフトウェアの売上高は、前年比11.9%増の15.8億ドルに達する見通し(表1参照)。2020年末まで、RPAの平均価格は10~15%下落し、2021年および2022年には年平均5~10%下落すると予測されるという。

表1.世界におけるRPAソフトウェアの売上高(単位:百万ドル)出典:ガートナー (2020年9月)

表1.世界におけるRPAソフトウェアの売上高(単位:百万ドル)出典:ガートナー(2020年9月)

COVID-19により企業のRPAに対する関心が高まる

 ガートナーは、2022年までに全世界の大企業の90%が何らかの形でRPAを採用すると予測。その目的は、人間の労働力と手作業の再調整を行いながら、レジリエンスとスケーラビリティを通じて重要なビジネス・プロセスをデジタル化し、強化することだとしてる。

組織のRPA能力の向上が期待されている

 2024年末まで、大企業は既存のRPAポートフォリオのキャパシティを3倍に拡大するとガートナーは予測。新しい支出の大部分は、大企業が取引中のベンダーやエコシステムに属するパートナーから新しいアドオンのキャパシティを購入によるものという。

将来はIT部門以外がRPAの顧客となる

 RPAの採用は、ビジネス・ユーザーの間でRPAの認知度が高まるにつれて拡大するとしており、2024年までに、RPAの新規顧客の半数近くをIT部門ではなくビジネス部門が占めるようになるとガートナーは予測している。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/13451 2020/09/30 16:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング