ブイキューブは、西日本電信電話(以下、NTT西日本)とひびき精機が実施する、「スマートファクトリー実現に向けたローカル5Gの活用に関する共同実験」に参画することを発表した。
製造現場プロセスの業務効率化や技能伝承を目指した遠隔作業支援の検証において、スマートグラスを活用した遠隔作業支援ソリューションを提供するとしている。モノづくり現場で働く製造部門の作業者の目線で工場内の様子をリアルタイムに映像共有し、本社の生産技術部門の担当者や熟練者と同じモノを見ながらいつでもコミュニケーションが取れるようにすることで、生産技術部門の担当者や熟練者の現場移動を待つことなく、適切に現場作業支援を実施できるという。
NTT西日本とひびき精機が取り組む「スマートファクトリー実現に向けたローカル5Gの活用に関する共同実験」について
NTT西日本は、4月23日、山口県と「ローカル5Gを活用した社会課題解決に関する連携協定」を締結し、同協定に基づいて、ひびき精機と、スマートファクトリー実現に向けた共同実験に関する協定を締結している。
NTT西日本とひびき精機は、ひびき精機がIoT技術の活用による無人工場の実現を目指して6月に竣工した新工場で、ローカル5Gの活用による遠隔監視や遠隔作業支援等で、製造現場を高度化し、人手不足解消や生産性向上の実現を目指しているという。2021年3月まで、工場間、工場内で共同実験が実施される予定だとしている。
ブイキューブが参画する共同実験について
ブイキューブは、NTT西日本とひびき精機が実施する共同実験において、工場間の実験に参画する。NTT西日本とひびき精機は、スマートグラスとローカル5Gを活用したリモート作業支援により、作業の効率化や技術伝承の実現性の検証を行うという。