日立ソリューションズは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業に向けて、「日立ソリューションズ DXラボ(以下、DXラボ)」を12月22日からオンライン上に開設することを発表した。
DXラボは、同社が対面にて行ってきた顧客との協創活動をオンライン上で再現したものだという。
「日立ソリューションズ DXラボ」の特長
1.DX推進の豊富な経験を持つコンサルタントによる伴走
コンサルタントが、アイデア創出から仮説構築、価値検証、ビジネスモデル構築までの一連のプロセスを伴走し、必要な推進プロセスや検討の観点を整理しながらDXを進める。
具体的には、最新のデジタルトレンドやベンチャー企業情報などから、企業を取り巻く状況を分析し、推進プロセスを提案。アンケートによる意見収集やヒアリングでの意見の深堀りなど、プロセスに応じた手段で検討の観点を分析し、DXの課題を探索するとしている。
2.プロトタイプによる利用者視点での価値検証を支援
アジャイル開発手法を活用して、アイデアのプロトタイプを短期間で作成する。この価値検証を繰り返すプロセスにより、UX(ユーザーエクスペリエンス)向上を図り、アイデアの質を高めることを支援するという。
3.オンラインツールを活用したスピーディなDX推進
対面で実施してきた議論やアイデア発想の場に対して、オンラインツールを活用することで、場所や時間の制約によらずアイデアをスピーディーに収集することが可能になるとしている。また、オンラインホワイトボードを活用したワークショップにより、アイデアや議論を速やかにデータ化して分析することができるという。
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