三井情報は、中小規模およびIT管理者の企業向けに「MKIマネージドMerakiインフラサービス」の提供を開始した。本サービスはシスコシステムズが販売している「Cisco Meraki」の運用・管理・保守をマネージドサービス化したものである。
国内でIT人材不足が課題となっている状況を受け、三井情報では情報システム部門の工数を圧迫するネットワーク管理業務を軽減し、自社のDXへ集中できるように本サービスを開始したという。本サービスは従前より提供している「MKIマネージドWi-Fi」に比べて小規模なネットワークや国内に多くの営業所を抱える企業でも利用可能な設計になっている。
また、機器の設定変更や運用監視はアクセスポイントだけでなくスイッチ、ルータ、セキュリティ(UTM)機能をサポートしているため、情報システム部門の管理業務を削減できるという。
本サービスの特長
- 利用開始は機器の設置と接続のみ:手元に届いた設定済みのCisco Merakiを自社ネットワークに接続するだけで利用できる
- どこからでも機器のステータス確認が可能:設置した機器はWebブラウザから管理画面へアクセスしてどこからでもステータスを確認可能
- 選べる利用方法:利用する機器は、企業の資産管理に合わせて買い取りまたはレンタルが選択できる
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