ウイングアーク1stは、ドキュメント管理ソリューション「SPA Cloud」とServiceNowを連携させた「SPA Cloud for ServiceNow」提供開始を発表した。本ソリューションは、ServiceNowの運営する「ServiceNow Store日本版」サイトから提供するとし、「SPA Cloud Adapter for ServiceNow」により、ノーコードでSPA Cloudに連携することが可能だとしている。
ServiceNowとSPA Cloudの連携により、ServiceNowの顧客向けカスタマーサポートサービス「ServiceNow Customer Service Management」のユーザーは、顧客対応に関する申込書などの取引文書をセキュアに自動保管ができ、ServiceNowのデジタルワークフローを起点にした業務プロセスの自動化ができる。
また、SPA Cloudの自動取り込み・自動仕分けや版管理・文書管理機能により、文書管理にともなう煩雑な作業を自動化することで、業務の効率化と内部統制を高めるセキュアな環境での運用が可能になるという。
さらに、SPA Cloudが提供するAI OCR機能により、紙ドキュメントの電子化を単なるイメージデータではなく、文書属性や内容をデジタルデータ化。これにより、ドキュメントのデータを有効に活用できるとしている。
連携概要
- 「SPA Cloud Adapter for ServiceNow」により、ServiceNowの対象レコードと文書を紐づけて「SPA Cloud」内のフォルダーへ保管することができ、「SPA Cloud」に取り込んだ文書をServiceNow画面上のURLのリンクから参照することが可能
- ServiceNow上に蓄積されたデータをそのまま帳票出力可能にする「SVF Cloud for ServiceNow」との連携により、ServiceNowからワンボタンで印刷、PDF出力し、文書保管を行うまでをオールインワンで運用することができる
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