KDDIとオプティムは、合弁会社「DXGoGo(ディーエックスゴーゴー)」を5月に設立を予定していることを発表した。
DXGoGoでは、両社の強みを活かし、KDDIグループの顧客の声を企画に反映させ、導入がしやすいAIやIoTを活用したDX商品・サービスの企画・提供を行うという。また、新しいビジネスモデルを創出する企画と事業化を通じて、あらゆる産業分野のデジタル変革に貢献するとしている。
KDDI 取締役執行役員専務 ソリューション事業本部長 森敬一氏のコメント
KDDIは、高品質な通信を中心にDXを進めるうえで必要となる、様々なサービスをお客様にご提供しています。オプティムとはこれまでもスマートデバイス管理サービスを通じて、企業のスマートデバイスの普及とデジタル化を支援してきました。オプティムは、AIやIoTなどデジタル技術を活用したビジネス開発を得意とされており、今回設立する合弁会社を通じ、両社の強みを活かして商品を企画し、幅広いお客様にご提供することにより、社会や企業のDXに貢献していきます。
オプティム 代表取締役社長 菅谷俊二氏のコメント
これまでスマートデバイス管理サービスで長く協業を重ねてきた、KDDIとの協業で得た両社の成功体験に基づき、その領域を積極的に拡大させていくこと、さらには、今後、あらゆる産業を作り変える軸となる、AI・IoTの新規サービス領域の市場拡大までを大きく目指す合弁会社を設立できること、大変嬉しく思います。KDDI、KDDIグループがお持ちの5Gを始めとした、これからのデジタル時代をリードするアセット、およびマーケティング力とオプティムのAI・IoTにおける技術力、ビジネスデベロップメント能力が融合する事により、多くのお客様のお役に立てるDXが急速に普及されることを確信します。また、DXGoGoは、特定の業界のみならず、あらゆる産業のインダストリアルDXを両社で推進し、日本のDX化に大きく貢献できるよう邁進いたします。
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