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日本IBM、事業分社化による日本法人は「キンドリルジャパン」に

 日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、IBMのマネージド・インフラストラクチャー・サービス事業の分社にともない、本年9月1日から日本において事業を引き継ぐ会社について、その社名を決定し、登記手続まで完了したことを発表した。

 日本法人は、当初、「キンドリルジャパン合同会社」として開始し、今後、会社組織を株式会社に変更し、社名は「キンドリルジャパン株式会社」になる予定だとしている。

 今回の分社による新しい会社の名前は「Kyndryl(キンドリル)」。Kyndrylは、新会社のアイデンティティーとミッションの中心となる2つの言葉を組み合わせたものだという。「Kyn」は親族のような関係を表す「kinship(キンシップ)」から派生し、社員、顧客、パートナーといった人々との良好な関係を最優先として、長期にわたる関係を構築して育む姿勢を表している。「dryl」は植物などのつるを意味する「tendril(テンドリル)」から派生し、新しい成長と、顧客やパートナーと共に、常に人類の進歩に向けて取り組んでいるという考えを思い起こさせる言葉だという。

 Kyndrylの最高経営責任者(CEO)であるマーティン・シュローター(Martin Schroeter)氏は、「私は長年日本市場のお客様をご支援してきました。日本は世界有数のビジネスが拠点とする、活気と勢いのある市場です。新会社を日本に設立できることを喜ばしく思います。私たちは、お客様の発展の中核となる最高のスキルとテクノロジーを日本でご提供してまいります」と述べている。

 また、事業開始時点の資本金、代表者などについては今後公表していくとしている。

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