ワイ・ディ・シー(以下、YDC)は、B2B製造業企業のDXを支援するため、新コンサルティングサービス「顧客起点のビジネス変革支援」を7月12日よりリリースした。
新コンサルティングサービスの概要
独自のコンサルティング方法論とソリューション群をサービスのコアに置き、ビジネス、プロダクトだけでなく、技術視点の製造業としての付加価値領域を強化するDXが可能だという。
また、本サービスでは、クライアントの置かれている状況やビジネス制約にあわせ、5つのテーマをベースとしつつ適した改革シナリオやアプローチを提案することが可能だとしている。
各テーマの特徴
- カスタマーエンゲージメント:「カスタマーエンゲージメント」をテーマとして、製造業の付加価値向上を目的とした施策を中心に、ビジネス変革グランドデザインを策定実行する戦略的アプローチ
- 顧客プロセス改革支援:顧客プロセスに最適化したビジネスへの変革を目的に、デジタル改革を前提とした業務改革をパイロット実行しながらインテグレーションするアプローチ
- CRM導入支援:CRMをすでに導入、もしくはこれから導入を検討している製造業が、CRM導入を単なる営業改革ではなく、CRMを活用しながら全社の生産性を上げるビジネスに変革していくSaaS導入アプローチ
- CPQ導入支援:CPQ導入をキーとした、販売・生産・設計モデル三位一体のビジネス変革を推進するアプローチ。業務やシステムのみでなく、技術を強みにしたB2B製造業に重要なスペックマネジメント強化も実現
- システムアーキテクチャ変革支援:SoE(System of Engagement)を中心としたDX時代のシステムアーキテクチャへ変革するための、システムアーキテクチャのグランドデザインに沿った個別のデジタル改革を進めていくアプローチ
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