キンドリルとマイクロソフトは11月12日(米国時間)、両社のケイパビリティを組み合わせるグローバル戦略的パートナーシップを発表した。
本パートナーシップにより、両社は協力してMicrosoft Cloud上に構築されたソリューションを市場に投入。ハイブリッドクラウドの採用の加速、アプリケーションやプロセスのモダナイズ、ミッションクリティカルなワークロードのサポート、クライアントの業務におけるエクスペリエンスの向上を推進するとしている。
具体的には、データのモダナイゼーションとガバナンス、業界向けのAIによるイノベーション、サイバーセキュリティとレジリエンシー、ワークロードのクラウドへの変革の分野でソリューションを市場に投入。キンドリルは、ハイブリッドIT環境に対してアドバイザリー、導入、およびマネージドサービスをリードするという。
また、本件の中心となるのは、スキル向上を目的としたクライアントおよびプログラム向けの新しいソリューション構築に焦点を当てることであるとし、Microsoft Cloud上に構築する新しいケイパビリティを迅速に開発し、市場に投入するための協働イノベーションラボを設立。マイクロソフトは、技術的な専門知識を強化、拡大するために、同社が提供する「Kyndryl University for Microsoft」を設立し、キンドリルの専門家たちのスキル向上を支援するとしている。
【関連記事】
・キンドリルジャパンの社長に上坂貴志氏が就任へ
・日本IBM、事業分社化による日本法人は「キンドリルジャパン」に
・電通デジタル、LINEや日本マイクロソフトらが発足させた小売業界のDX支援プロジェクトに参画